中国東北部にかつて13年間だけ存在した幻の国「満州国」。ここに日本から約27万人の農業移民が渡って行きました。

「満蒙開拓団」です。

夢を抱いて渡った新天地でしたが、1945年8月9日、ソ連軍の侵攻で満州は戦場と化し、開拓団の人たちは広野を逃げ惑います。終戦後も祖国に帰ることができず、難民収容所では飢えと寒さで大勢亡くなりました。

 

日中双方に多くの犠牲を出した「満蒙開拓」とはいったい何だったのか。満蒙開拓平和記念館はこの歴史を風化させることなく後世に伝えるため、その拠点として記念館がつくられました。

戦争に導かれていく道筋を学び、人々の体験に耳を傾け、平和な社会とは何かを一緒に考えましょう。

 

詳しくは、満蒙開拓平和記念館のホームページをご覧ください。

 



記念館前庭にある三つの石碑

 

・日中友好の碑 飯田日中友好協会創立50周年にて設置

・鎮魂碑    記念館開館にあわせて林善清さんより寄贈

・御製碑    平成28年11月天皇皇后両陛下ご来館、

          御製を阿智村、飯田日中、記念館の三者で設置

 

三つの石碑について、

飯田日中小林勝人理事長のレポートです。

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